Earth1967:西暦2014年、Ⅳ号人型重機が作業用重機として発表された。 公開は非武装の状態であったが陸戦兵器と解釈する事は容易であり、新たな戦争の火種と懸念する声もあった。 各国所有の人型重機は冷戦終結後、新南極基地に集められていた。目撃情報などの情報漏洩を避け、来たるべき火星勢力との戦闘に備える為である。 1941年のアフリカ初戦闘時と外見こそ変わらず80年近く使用されている人型重機だが、火器類の進化や原動機の改良、装甲軽量化により運動性能、作戦行動時間は飛躍的に向上しており、速やかに敵勢力を鎮圧できる予定であった.。2018年、敵勢力は突然北アフリカに出現。前線基地を構築後、圧倒的な物量で世界の主要都市をほぼ壊滅させてしまった。国家間/民族間の非難や争いに明け暮れ、星の生命体として何の結束力も持たない人類はなすすべもなかった... これは人類の闘いの記録である...